オッズ理論は当たる買い方?鍵となるオッズ断層についても解説!
皆さん、競馬予想を行う上で参考にしているものはありますか?
馬の血統・騎手の能力・仕上がり・パドックといった要素や・・・
競馬新聞の印や競馬予想家の予想等々。
人によって様々でしょう。
今回は、そんな中から「オッズ」を使った予想について。
簡単かつ効率的な買い方を紹介していきます。
【この記事で分かること】
「オッズを用いて効率的に勝ちたい人」
にとって有益な情報を沢山掲載しています。
ぜひ参考にしてみてください。
そもそもオッズ理論とは
オッズ理論とは、簡潔に言うと「レース直前にオッズだけを見て予想」する方法です。
本来競馬は、馬の血統や騎手の能力、馬のコンディションなど様々な要素を混ぜ合わせて予想しますが・・・
それらが最終的に目に見えて現れるのが、オッズです。
ですので、オッズ理論はシンプルで簡単な買い方である事はもちろん。
選考基準が明確なので、予想に安定感があるのも大きな特徴です。
オッズ理論から予想する買い方とは?鍵はオッズの断層!
オッズ理論から予想する買い方は大きく2ステップ。
- オッズの断層を軸に馬を絞る
- 単勝・複勝オッズの順位の変動を確認
順番に詳しく紹介します。
オッズの断層を軸に馬を絞る
まず1つ目のステップとして、オッズの断層を境に馬を絞る必要があります。
競馬におけるオッズの断層とは、馬をオッズ順に並べた際に、次の馬とのオッズさが急激に開いている箇所の事。
実際の買い方を、2023年10月29日に開催された「天皇賞(秋)」を元に解説します。
【馬番順】
馬番の出走表で並べた時の各オッズはこのようになります。
ここから分かる情報は、1番人気のイクイノックスと2番人気のドウデュースが圧倒的といった情報くらいでしょう。
馬番順に並べていては、オッズ理論に役立つ情報を読み取るのは至難の業。
オッズ理論をフル活用するためには、まずは単勝オッズ順に並べる必要があります。
【単勝オッズ順】
10番ジャックドールと6番ジャスティンパレスの間に、単勝オッズ約20倍のオッズの開きがあります。
このオッズの急激な開きが「オッズの断層」。
ここを1つの境として馬券内に入る馬を厳選します。
オッズの断層で馬を絞った馬は、馬券に高確率で絡む傾向にあります。
今回の場合、ジャスティンパレス以下の馬は馬券外として除外。
こうすることで残り5頭まで候補の馬を絞る事が出来ました。
単勝・複勝オッズの順位の変動を確認
続いては、単勝オッズと複勝オッズの順位を見比べて期待値の高い馬を決めます。
【単勝オッズ順】
【複勝オッズ順】
複勝オッズで並べた場合、単勝4番人気だったダノンベルーガが3番人気に浮上します。
このように単勝オッズの順位と比べて、複勝オッズの順位の方が高い馬は理論上3着以内に入る期待値の高い馬。
この様な馬を軸馬にすることで、的中率が高まる傾向にあります。
よって、軸馬はダノンベルーガに決まりました。
相手は、オッズの断層で絞った残りの4頭。
このようにして、軸馬と相手馬を基準を明確にして絞る方法がオッズ理論の買い方です。
オッズ理論を活用するメリット・デメリット
続いて、オッズ理論のメリット・デメリットを紹介します。
オッズ理論を活用するメリット
まずは、オッズ理論を活用するメリットは以下の通り。
- 予想の基準が1つだから簡単
- 予想者の技量が問われない
- 馬券代をある程度絞れる
オッズ理論を活用する1番のメリットは、やはりその手軽さと安定感にあるでしょう。
一般的に競馬予想は、大まかに馬、人間、環境の3つの要素を考慮しなければなりません。
しかし、オッズ理論はそれらの要素を考える必要が無いので、予想者の技量は関係無し。
また、予想のフローが明確で、的はずれな馬を選ぶ事もありません。
結果として、馬券代の節約になります。
オッズ理論を活用するデメリット
一方で、オッズの変動を直前まで逐一チェックしなければならないのはデメリットです。
オッズが最も落ち着くのはレース直前。
馬券は、オッズが確定してからでは購入することが不可能です。
そのため、直前までオッズの変動をチェックするのが必須。
また、オッズ理論は出走直前まで粘るため、多くのレースに参加できないのも欠点です。
オッズ理論を用いて実際にレースに参加してみた!
ここまで、オッズ理論について解説してきました。
しかし、ここまではあくまで机上の空論。
そこで、実際にオッズ理論を用いてレースに参加していきたいと思います。
今回は参加するのは以下のレース。
- 日時:2023年10月29日(日)
- レース:新潟6日目全12R
- 券種:3連複
- 点数:1点1,000円
結果は以下の通りです。
- 成績:12戦4勝8敗
- 馬券代:183,000円
- 払戻金:186,000円
- 的中率:33.3%
- 回収率:101.6%
- 利益:+3,000円
回収率だけを見れば、見事に100%以上と利益を獲得することに成功しました。
ただ、利益はわずか3,000円。
1日かけた時間と労力を考慮すれば、割にあわない感じもしますよね。
オッズ理論は、安定感がある分回収率がそこまで期待出来ないことも考慮する必要があります。
オッズ理論で更に回収率を上げる2つの方法!
実際に検証した12Rでは、見事に勝ち越したオッズ理論。
しかし、安定感がある分回収率が大きなプラスになりにくいのも事実です。
もっと回収率を上げられれば、普段使いの買い方として利用価値は大幅に向上しますよね。
そこで、オトナの競馬は独自に回収率を上げる2つの方法を紹介します。
オッズ断層の最下位馬は買い目から除外
まず、1つ目の回収率を上げる手段は、オッズ断層で分けた際に最下位馬は買い目から外す方法です。
分かりやすく説明すると・・・
仮に、オッズの断層で6頭に絞った場合。
その絞った馬の中から、一番オッズが高い馬を買い目から除外する方法です。
この方法を実践すれば、1頭分の買い目を減らすことが可能。
よって、馬券代を削れるので回収率が相対的に引き上げる事が出来ます。
競馬予想サイトを活用
オッズ理論は、出走直前で確認すれば確認するほど正確性が高くなります。
その反面、多大なる時間と労力が必要。
そこで、競馬予想サイトを活用する方法をおすすめします。
競馬予想サイトは、競馬予想のプロが当たる馬を厳選して予想を公開。
ですので、時間も労力もかけずに当たる馬の情報が入手可能です。
仮に、オッズ理論と競馬予想サイト「BAXIS」の成績を比較。
ご覧の様にBAXISは圧倒的な的中率・回収率です。
その予想を元に買い目を自分で構築も良し、買い目に丸ノリするも良し。
いずれにしても、オッズ理論だけを元にするより的中率・回収率が高くなります。
オッズ理論から予想する買い方まとめ
今回は、オッズ理論から予想する買い方についてまとめてきました。
オッズ理論は、誰でも簡単に実践が可能な買い方。
競馬を始めたての方はもちろん、負け越している方も一度初心に立ち返る気持ちで実践してみてください。
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