ワイドってどんな券種?
ワイドとは、3着までに入る2頭の組み合わせを馬番号で当てる券種です。
※JRA日本公式中央競馬会のホームページから引用。
ポイントは「組み合わせ」が当たっていればOKという点。
馬の着順は問いません。
ワイドの的中率は?
ワイド最大の特徴は「予想が当たりやすい」という点。
条件が似ている券種として
などが挙げられます。
18頭立てのレースで勝負すると仮定して、これらの券種と的中率を比較してみると・・
これだけの差があります。
当たりやすいと言っても2%弱しかないんですねw
ただ、ワイドには意外な強みもあるんです。
ワイドの平均配当は高め!
JRAの公式データによると、2005年〜2020年1月までの約48,600レースにおけるワイドの平均配当は・・・1,968円。
思ったより高いですね。
ただ、平均配当には荒れた場合の超高配当も含まれるため、正確な数値とは言えません。
そこで、更に正確な「中央値」で見てみると・・
ワイドの配当は850円(8.5倍)ということが判明。
理論上、8点で馬券を購入しても利益が出るということになります。
的中が比較的簡単な割に、配当も意外と付きやすい。
これが、ワイドがおいしいと言われる理由です。
ワイドがおいしい理由3選
先程軽くワイドのメリットに触れましたが、改めてなぜワイドがおいしいのか。
その理由をご紹介します。
その①:負けにくい
ワイドは簡単に言うと、予想がしやすいです。
例えば、5頭馬券に絡みそうな馬がいるレースの馬連・三連複・ワイドを比較します。
この場合点数は3種類とも10点になりますが・・・
- 馬連:1点当たりの平均的中率0.65%×10点で6.5%
- 三連複:1点あたりの平均的中率0.12%×10点で1.2%
- ワイド:1点あたりの平均的中率1.96%×10点で10.96%
これだけ平均的中率に差があります。
あくまで平均の値ですが・・・
このことから、馬連や三連複と比較しても当たりやすく、大きく負けることが少ない券種と言えます。
その②:少点数で当てやすい
高配当が狙える三連複や三連単では1着から3着まで全ての馬を当てる必要があります。
ですので、入線しそうな馬が多ければ多いほど全ての馬を買い目に含めて、結果的に点数は多くなってしまいます。
例えば「①・②・③・④」の4頭が入線しそうな場合のワイドの買い目は
の6点となります。
この場合三連複だと4点、三連単だと24点にもなります。
三連複のほうが買い目少ないじゃん・・・w
確かに三連複のほうが点数は少ないですが、レース結果が
など、予想していなかった⑤という馬が入線した瞬間に、三連複・三連単は不的中となります。
しかし、ワイドであれば①と②が3着までに入線しているので、的中になります!
これも、ワイドがおすすめの理由の1つです!
その③:人気馬と穴馬のバランスが取れる
大前提として、競馬は人気馬が入線すると配当は低くなり、人気下位馬が入線すれば配当が高くなります。
人気馬だけを購入すると的中はしやすいが配当は低い、穴馬だけを購入するとそもそも的中しない・・・
競馬にはそんなセオリーがありますが、ワイドでは人気馬と人気下位馬を組み合わせることで、しっかり的中させつつ利益も狙えるという強みがあります。
後ほど詳しくご紹介します!
ワイドで稼げる予想はどれ!?成績を比較してみました
ワイドで稼げる予想はどれ!?成績を比較してみました
ここまでワイドがいかに優れた券種なのか伝わったと思います。
ということで、ワイドを利用することでどれほど稼げるのか。
予想家とサイトの直近の成績を比較していきます。
検証の結果から、勝てているのは一部ということが分かりました。
その中でも、一際安定感が高かったのがモット。
また、回収率ではシンケイバが圧倒的です。
今回好成績を残した2サイトは、無料かつLINEで友だち追加するだけで予想の閲覧が可能。
ぜひ、自分の狙いにあったサイトを利用してみてください。
ワイドはボックスと流しの使い分けが重要!
ワイドには、適当な組み合わせを選んで購入する以外に
この2種類の買い方があります。
では、どういった場合にどちらの買い方を使えばいいのか。
それぞれの特徴を交えてご紹介します。
ボックスとは?
ボックスとは、選んだ馬の全ての組み合わせを同一金額で購入する方法。
例えば、「①・②・③・④」の4頭を選んだ場合の買い目は、
以上の6通りとなります。
メリットは、全通り買う分高い的中率が期待できる点。
状況によっては、トリプル的中を狙うことも可能です。
トリプル的中とは、ワイド3通りすべての組み合わせを全て当てること。
この結果だと、単発では最大8倍のオッズでも・・
トリプル的中だと、610円+770円+800円で計2,180円の払戻金が獲得可能となります。
一方、デメリットは点数がかさむという点。
ワイドでは低配当に終わることも多いので、トリガミには注意が必要です。
軸ながしとは?
続いて、ワイドの軸ながしです。
ながしとは軸となる馬を1頭決め、相手となる馬番をいくつか選択しその組み合わせを購入する買い方。
例えば「①」の馬を軸にして「②・③・④」の3頭にながす場合の買い目は
以上の3通りになります。
メリットとしては、ワイドのボックスよりも点数が減らせる点。
当たったときの利益率を上げることができます。
一方、ながしだと先程説明したトリプル的中は狙えません。
ただ、1着と2着に組み合わせと、1着と3着の組み合わせでダブル的中が可能。
いかに的確に穴馬を選べるかが重要になります。
ボックスと軸ながしの使い分けは?
では、この2つの買い方はどのように使い分けるのか。
結論、
- ボックス:軸馬を決めることが出来ない場合におすすめ
- 軸ながし:確実に入線するであろう馬が1頭いる場合におすすめ
それぞれこういった状況下がオススメです。
まずはボックス買いの場合。
入線しそうな馬が何頭もいるレースや、新馬戦など情報が少ないレースは軸馬を選びにくいですよね。
そんな時でも、ボックス買いで買い目を広めておけば、当たる確率を少しでも上げることができます。
反対に、特定の重賞や、個人的に自信があるレースなど。
軸馬の選定に悩まない場合は、点数をかなり削れる流しが力を発揮するでしょう。
特に、人気馬を軸にして入線しそうな穴馬に流していく買い方はおすすめ。
多少のリスクをとってでも最大限の利益を狙いたい場合は、ぜひ流しを使ってみてください。
ワイドのおいしい買い方まとめ
ここまでワイドという馬券の買い方についてご紹介してきました。
ワイドの的中率の高さは十分に伝わったと思います。
必ずしもワイドが1番稼げる、というわけではありませんが当たりやすいのは間違いないでしょう。
とはいえ、的中率だけが高くても回収率がマイナスであれば意味がありません。
先程ご紹介した流し、ボックスの使い分けはもちろん。
馬選びなどにもこだわり、的中率・回収率のバランスを意識した買い目構成を心がけましょう。
【競馬】ワイドのおいしい買い方とは?!おすすめの理由や実践方法をご紹介の口コミ
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