競馬の三連単は一点買いに向いてる？実際に検証した結果をご紹介！

三連単は一点買いに向いていない！

いきなり皆さんの希望を砕くことを言ってしまいましたが事実です。

理由は大きく分けて以下の2つ。

順番に解説します。

的中率がわずか0.02％

三連単は、単純計算で全券種の中で2番目に難しい券種。

18頭立てのレースで的中率を計算すると以下のようになります。

的中率は0.02％でWIN5に次ぐ難易度です。

一説によると、Jリーガーになれる確率が0.18％。

つまり、三連単の一点買いはJリーガーになるより難しいということになります。

ちなみに、WIN5は形式的に別物と考える人も多いため、実質一番難しい券種と言えます。

高配当の可能性が極めて低い

また、一点買いでは高配当の可能性も極めて低くなります。

理由は、手広く買い目を広げられないから。

三連単で高配当を的中させるには、ある程度の運要素が必要。

たまたま紐に選んでいた穴馬が好走した。

多くの高配当は、このようなラッキーで的中している場合が殆どです。

本命しか選べない一点買いでは、このような運要素が殆ありません。

よって、必然的に高配当は生まれにくくなってきます。

三連単の一点買いで実際にレースに参加してみた！

続いては、実際にオトナの競馬が三連単の一点買いで予想して、どれほど難しいのかを検証。

今回は、オトナの競馬の相馬眼を存分に発揮して本気で予想していきます。

こちらの条件で参加していきます。

結果は全敗。

一点なので、当たり前といえば当たり前ですが・・・

流石にちょっとショックですｗ

オトナの競馬は幼い頃から競馬に関わっていて、人並みかそれ以上には競馬の知識と経験はあると自覚しています。

しかし、一点予想ではかすりもしないのが実情。

やはり、並の実力の人間では三連単の一点買いで的中させるのはかなり難しいでしょう。

一点買いでも勝ちやすい券種は4つ！

ここまで、三連単の一点買いがいかに非現実的か分かった所で・・・

続いては、一点買いでも勝ちやすい券種を4つ紹介します。

具体的な狙い目と共に解説。

また、実際に狙い目を意識してレースに参加します。

勝負するにあたって、今回は上記のようなルールを設定しました。

一点買いでも勝ちやすい券種1つ目：複勝

まず1つ目の買い方は複勝です。

複勝は3着以内に入る馬を1頭選ぶ券種。

配当は付きにくいですが、その分的中率は16.67％と抜群です。

賭け方としては、複勝オッズ1.3倍以下の1番人気に賭けるのが基本。

また、複勝オッズ1.3倍以上の1番人気は、2番人気馬とのオッズ差を確認して判断します。

複勝オッズ差が0.3以上開いていれば、勝負賭けても問題ありません。

実際にレースに参加した結果は以下の通りです。

【2023年10月8日東京2日目全12R】

ご覧のように見事に勝ち越すことに成功しました。

しかし、懸念していた通り、利益としてはわずか100円。

もし仮に10,000円で賭けていたとしても、1,000円にしかなりません。

そこで、裏技としてあえて2着,3着馬を狙って賭ける方法もおすすめ。

多少リスクは上がりますが、その分配当は大きく上がるので、相馬眼に自信のある人は挑戦してみてください。

一点買いでも勝ちやすい券種2つ目：単勝

単勝は、複勝よりも配当は高めです。

しかし、複勝の3分の1程度の的中率。

ですので、しっかりレースを見定める必要があります。

「複勝よりも更に回収率を高めたい」

「圧倒的1番人気がいる」

こういったレースでは、単勝がおすすめ。

賭け方は、1番人気で単勝2.0倍以下の馬を選びます。

また、1番人気がオッズ2.0倍以上の場合。

周りの馬のオッズを見て、10倍以下の馬が3頭以下のなら勝負しても問題ありません。

実際にレースに参加した結果は以下の通りです。

【2023年10月15日東京5日目全12R】

かなり参加レースは絞られましたが、しっかり勝ち切る事が出来ました。

回収率も200％を超えているため、馬券代を上げればそれなりの利益を獲得可能です。

一点買いでも勝ちやすい券種3つ目：ワイド

ワイドは、3着以内の馬を順不同で2頭当てる券種。

18頭立てのレースの場合の的中率はわずか1.96％です。

しかし、上位人気馬2頭を選んで買った場合。

頭数が少ない程、的中率は高くなる傾向にあります。

以下のデータは、2010年からの10年間のワイドを上位人気3頭で勝った場合の頭数ごとの的中率。

ご覧のように、6頭立てのレースでは18頭立てのレースより、2.5倍以上も的中率が高くなりました。

ですので、ワイドは的中率50％を超える8頭以下のレースで購入するのがおすすめです。

そうすれば、割の良い勝負が可能。

では、実際にルールに則って勝負した結果がこちらです。

【2023年10月22日東京7日目全12R】

こちらも無事勝ち越す事が出来ました。

しかし、12レース中わずか参加できたのは1レース。

理論上勝てますが、労力を考えれば釣り合ってないと感じる人も多いでしょう。

労力度外視で、少しでも良いから着実に勝ちたい人にはおすすめの買い方です。

一点買いでも勝ちやすい券種4つ目：馬連

馬連とは、2着以内の馬を順不同で2頭選ぶ券種。

難易度的には、先程のワイドよりも更に難しくなっています。

しかし、その分払戻金が高いのも事実。

馬連の配当の中央値は11.9倍です。

これは、ワイドの6倍と比較した場合、約2倍と回収率。

ですので、堅い馬でもそれなりの払戻金が期待出来ます。

賭け方は、上位人気馬2頭の単勝オッズの合計が6倍以下のレースを目安にしましょう。

では、実際に参加した結果をご覧ください。

【2023年10月29日東京9日目全12R】

回収率は、見事に110％を達成。

しかし、的中率だけを見れば40％と落ち込んでおり、運で勝った印象も否めません。

安定感という面に関しては、紹介した4券種の中で一番劣っているのは事実です。

一点買いの成功率をより高める3つのポイント！

ここまで、勝ちやすい券種で実際にレースに参加しながら紹介して来ました。

どの券種も勝つことは出来たのですが、何かしら弱点があったのは事実。

そこで、一点買いの成功率をより高める3つのポイントを紹介します。

レースは自信のあるレースに絞る

自分の自信のあるレースを見つけられれば、的中率が上がるのはもちろん。

時間や予算を短縮できるので、おすすめです。

自信のあるレースを見つけるには、徹底的な下調べが必要。

雑誌やメディアをフル活用したり、事前のオッズの動きに着目してより深い考察をする事が大切です。

レースを見送る判断も必要

競馬は、どの馬を選ぶかよりも、どのレースに参加するかの方が大切。

例えば、以下傾向が見られるレースは参加するのか吟味する必要があります。

これらは、共通してイレギュラーを増やす要素になります。

一点買いは本命馬以外の馬券を買わないので、イレギュラーは全て不的中に直結。

競馬は、参加を見送っても損はしません。

ですので、不確定要素を少しでも感じたレースは参加を見送ることも必要です。

競馬予想サイトを活用する

競馬予想サイトとは、競馬予想を本業にしているプロが予想を公開しているサイトです。

ですので、一般人が知り得ない特殊なルートから極秘の情報を入手。

結果として、一般人の比にならない当たる予想を公開しています。

これらの予想に丸ノリするのはもちろん、自分なりにアレンジして一点買いの成功率をより高めることも可能。

以下の記事には、これまで200以上の競馬予想サイトを比較したオトナの競馬がおすすめできるサイトを記載しています。

利用は全て無料なので、ぜひ有効活用してください。

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三連単一点買いまとめ

今回は、三連単の一点買いについて紹介してきました。

三連単の一点買いの実現は難しいですが、一点買い自体は券種次第で十分実現可能。

皆さんも自分に合った券種で一点買いを成功させましょう！