競馬予想の重要ファクター【馬編】
複雑な要因が絡み合って結果に繋がっている競馬。
その中でも、馬の実力や調子を測る項目は多数存在しています。
- 過去の成績
- レース映像
- 血統
- 性別
- 年齢
- 距離適性
- 脚質
- 調教タイム
- 輸送の疲弊
- 馬の体重
- 調教状態
- 持ち時計
- パドック映像
一般的に重視される項目を詳しく紹介します。
過去の成績
過去の成績は、最も簡単に馬の実力を判断できる要素。
例えば、
- 過去5戦全てで馬券に絡んでいる馬
- 過去5戦全てで馬券外の馬
この場合、当然前者の方が調子が良いと言えます。
もちろん過去のデータが全てではありませんが、ざっと有力馬を絞るには最適な要素と言えるでしょう。
ただ、1点注意が必要なのが・・・特定の季節にのみ調子が上がってくる馬がいること。
特に気温に連動して調子が上下する馬が多く、夏競馬終わりに成績が伸びてくる馬が多いので注意が必要です。
距離適性
距離適性とは、簡単に言えばその馬がどの距離が最も得意かを表すものです。
JRA公式の出走表には記載されないため、競馬を予想するメディアが作り出した指標。
公認の情報ではありませんが・・・
レースを決める要素としての重要度はかなり高め。
また、公式の出走表に記載されていないからこそ、重要視する人が少なく配当妙味な馬を見つけやすくなっています。
輸送の疲弊
馬は、各競馬場に大きなトレーラーで移動します。
最新の注意を払って移動していますが・・・
馬は繊細で、車両の揺れや閉鎖環境に大きなストレスを感じてしまいます。
結果として、そのストレスがレースに大きな影響を与えることもしばしば。。
レース当日の輸送も多いので、競馬場周辺が渋滞していなかったを確認するようにしましょう。
パドックの映像
パドックとは、レース前に出走馬を引いて観客に見せる場所です。
このパドックは、ライブ配信されておりネット上でも閲覧可能。
出走前の馬のコンディションを見れる最後の場所なので、ここでの調子が結果に直結します。
また、パドックでは以下のポイントに当てはまる程コンディションは良好。
- 大きな歩幅でリズム良く歩いている
- 騎手が乗った際にお腹が締まるか
- 不自然に発汗して泡立っていないか
- 騎手とコンタクトを取れているか
これらのポイントをしっかり注視するようにしましょう。
競馬予想の重要ファクター【騎手編】
競馬は、乗る騎手の実力によっても結果が変動します。
わかりやすい例を出すと、「武豊」が乗った馬は実力が多少劣っていてもオッズが大きく下がるのは有名な話。
よって、騎手がレースやオッズに与える影響は大きいと言って良いでしょう。
続いては、騎手の優劣を判断する上で、重要なポイントを紹介します。
過去の成績
馬と同様に、騎手も過去の成績は重要なポイントです。
騎手は、馬とは異なり大きな調子の波はほとんどありません。
つまり、騎手の実力は過去の成績を見れば、ほぼ把握できます。
馬との相性
ただ、馬と騎手の相性によって、本来の実力を発揮できるかどうかは大きく変化します。
例えば、通算4,700勝近くの脅威の成績を誇る武豊。
彼ですらも、相性の悪い馬に乗ってしまうと勝つことは一気に難しくなります。
相性は、騎手の狙いと脚質の違いやムチの打ち方などの細かい部分で、目に見えて判断するのは困難。
ですので、過去にその馬に乗馬した際の順位を確認するのがおすすめです。
競馬予想の重要ファクター【競馬場編】
競馬場は、先程紹介した2つの項目に比べて重要度が低く見られがちですが、大事なポイントです。
どれだけ馬と騎手のコンディションが整っていても、馬場が整っていなければ本来の実力を発揮することは困難。
競馬場の変化を敏感に見つけることで勝てるレースは格段と多くなります。
馬場状態
競馬場の状態は、パッと見で分かりやすく絶対にチェックすべきポイントです。
特に重要なのは天候。
競馬は、天気によって求められる馬の能力が異なり・・・
ですので、当日急に天候が変わった場合はレースが荒れる可能性が濃厚。
必ずレース当日の天候と芝の状態は調べるようにしましょう。
距離ごとの傾向
競馬は、レースの距離によって勝ちやすい馬に傾向があります。
その日の競馬場のコンディションによってもことなりますが、大まかには上記のような区分。
比較的短距離のレースはスピード、距離が伸びていくにつれてスタミナが重要視されてきます。
また・・・
コースの芝とダートの違いでも、求められる能力は変わってきます。
本命馬と距離の適性を考えて、名前だけで馬を買わないようにしましょう。
枠順における有利不利
競馬は、ゲートが横1列。
内側から順に・・・
カーブが存在するコースでは、外枠の馬は距離の部分でロスが生まれてしまいます。
ただ、一概に外枠の馬が不利というわけでは無く・・
外枠の広いスペースを使って自由にレースを展開出来るため、差し馬にとってはかなり有利。
内枠には逃げ馬、外枠には差し馬。
本領が発揮できるポジションに本命馬がいるか確認するようにしましょう。
オトナの競馬おすすめの予想のファクター5つ
ここまでは、予想に参加するなら最低限見ておくべきポイントを紹介してきました。
続いては、オトナの競馬独自の着眼点を5つ紹介します。
上がり3ハロンのタイム
上がり3ハロンとは、ゴールから逆算した600mのこと。
馬が全力疾走する区間であり、その馬の最高速度を測れる1つの指標として近年注目が集まっています。
レース終了後に発表されることが多く、平均タイムは34秒〜35秒程度。
このことから、平均タイムと比較することである程度馬の調子や実力を判断出来ます。
追い切りタイム
追い切りタイムとは、レース前に最終調整に向けて馬のコンディションを確認するため全力で走らせたタイム。
このタイムは、レース当日に馬のコンディションを知れる貴重な材料です。
追い切りのタイムが良いということは、調教段階で調子が整っていて本番も良い走りをする可能性が高いということ。
ただ、その日の馬の調子も影響されるので、追い切りタイムだけを見て判断するのは危険です。
あくまで参考程度にして、最終的には当日のパドックなどを見て判断するようにしましょう。
馬具の装着の有無
馬具とは、馬に装着させる器具のこと。
競馬なので、当然手綱や鞍といった最低限の馬具が装着されますが・・・
この2種類の馬具をつけている馬には注意が必要です。
メンコ
メンコは、馬に被せる覆面のこと。
メンコを付ける目的は以下の通り。
- 音に敏感な馬を落ち着かせる
- 砂や泥が顔にかかるのを防ぐ
- 勝負服
これらの理由でいつもつけているのなら問題ありません。
ただ注意が必要なのが、前走ではつけていなかったのに突然メンコをつけ始めた場合。
この場合は、馬が落ち着いていないことが多く、騎手との連携がうまく取れていません。
そのため、馬券に絡む可能性がかなり低いと言えます。
シャドーロール
シャドーロールとは、鼻の付近に装着するボア状の綱。
芝の切れ目や影に対して驚く馬に対して、下方を見えにくくすることで前方への意識を集中させる効果があります。
また、レース途中に頭を上げる癖がある馬の頭を下げさせてて、安定させることも可能。
これもいつも付けている馬なら問題ありませんが・・・
突然付け始めた場合は、レース前に落ち着きが無かったということが予想できるため、好走は期待出来ません。
騎手の得意不得意を参考にする
馬だけでなく、騎手にも得意不得意は存在します。
例として「マーカンド」という騎手の成績を参考に解説すると・・
ご覧のように、新馬戦を初めとした特定のレースでは単勝回収率が100を超えています。
一方で、G1を初めとした重賞の勝率は0%。
レースや乗る馬によって結果は別人のように変わるので、騎手の過去の成績を元に傾向を掴むのは大切です。
ジンクスを参考にする
競馬には160年以上の長い歴史があり、その中で沢山のオカルト的な噂が挙げられてきました。
具体的には以下の通り。
- フェブラリーステークスは連覇出来ない
- クイーンカップの勝ち馬はオークスに勝てない
- ディープインパクト産駒は皐月賞に勝てない
-
皐月賞で負けたダービー馬は菊花賞を勝てない
- 夏競馬は牝馬が強い
ジンクスはあくまで噂であり、根拠はありません。
ただ、ジンクスの中には70年近く続くものがあるのも事実。
こうなってくると、何かしら目に見えない力が働いている可能性も否定はできません。
ジンクスをメインに予想するのは得策ではありませんが、最後の参考程度に利用するのは有効と言えます。
競馬の重要ファクターまとめ
今回は、競馬予想の重要ファクターについて詳しく紹介してきました。
予想の際に重視するファクターは人それぞれですが・・
まずは今回取り上げたポイントをもとに、予想の地盤を固めることが最優先。
慣れてきたら自分なりのスタイルを見つけ、競馬予想を楽しんでいきましょう。
競馬予想の重要ファクターとは?一覧や優先順位を徹底解説しますの口コミ
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